師匠とおっちゃんのキノコ狩り(現地入り27)

夜中強烈な雨音のせいか目が覚めてしまった

寝直そうとしばらく粘ったがうるさ過ぎてねれず

ションベンついでに昨日水溜りお化けが出来ていたタープをチェックをしに行こうとすると鹿が鳴き始めた

こんな雨の中ご苦労なこった

通り過ぎるのをしばらく待って外に出る

辺りは微かに明るくなってきていた

心配していたタープは意外になんとも無いようでホッとした

中にいるとものすごい音で不安になってくるのだ

なかなかの大雨だがシートの下に入れば全く濡れない

とんでもない強風が吹いて吹き飛ばされなければなんとかなりそうだ

寝れそうもないので寝落ちしてしまったブログを書き終えこれからの事を考えた

昨日ハロワに行って唯一の当てだった給付金が大分先であったことを知って

一旦残りの借り入れ可能額と支払い

これから絶対に必要なものを大体整理して見る

残り枠50万 内キャッシュ枠約43万

今回含め3ヶ月分の借金支払い約30万

電気工事約10万(未定) 3ヶ月間毎月4500

この時点で現金に関してはほぼぴったり

支払いは多く見積もって計算しているが電気工事代によっては足りない

そして今後必要なものとしてスタッドレスタイヤ

ホイールも持って居ないので6万くらいかかる

ガソリン代や生活費を考えると残りの4万も無くなってしまうだろう

車の点検パック解約料約3万は入れていないがあてにできる程の金額ではない

まともに給付金が入って来るのは11月末

入金のタイムラグを考えると12月すぎる可能性も

そこから12月分の支払いを引いてしまうと4万残るか残らないか

給付金を待っても小屋に使うお金は残らないし

どっちにしろその頃はもう寒すぎて作業もできないだろう

電気を契約せず小屋にお金を回すパターンも考えたが

こたつや温風ヒーターを所持しているのを考えると

むしろテント➕電気で乗り越える方がマシじゃないだろうか

あと現時点で小屋を建てられる方法は

FXを損切りして10万で小屋を建てるパターンしか残ってない…

(といっている間にも10万切りそう)

テントで越冬するなら潰れたり埋もれないように頻繁に雪かきが必要になる

この間に仕事を見つけてしまうと大雪時に荷物ごとテント崩壊もあり得る

臨時電力なら使い放題なので寒さはなんとかなる気はするが

臨時契約が終わったあとが問題だ

建物が建ってない場合どうなるのか

3ヶ月終わってまだ寒い時期

使い放題ではなくなったら電気代はいくらになってしまうのか

布団にくるまり引きこもって頭を整理しながらブログをこしらえているとだんだん喋り声が近づいて来た

「おーい、アニーいきてっかー?」

おっちゃんだ

今日も安定の10度で寒いし小雨なのでテント内からしばらく話した

どうやら師匠もいてキノコ狩りをしているようだ

話しているとなんだか面白そうな状況なので結局外に出た

右手にキノコ左手にビニール袋を持った師匠がいた

「寒いでしょー?

この人まだ半袖なんだよ」

おっちゃんは10度だというのに未だに半袖

家の中では少しストーブをちょくちょくつけるが裸族らしい

師匠がいっぱいきのこを持ってきて

これがなになにで普通に食べれるやつだけど食べる!?

と言っていただいたのだが私のレベルではまだその辺に生えてるキノコを食べる勇気はない

「これ美味しそうだからラーメンに入れようと思ったんだけど毒キノコかもしれないんだよ」

別のキノコ取り出し見せてくれた

普段は知っている安全なキノコしか取らないらしいがあまりに肉厚で美味しそうなんで悩んでいた

似ている毒キノコの名前をスマホで検索してあげて画像を見るが私には違いがわからなかった

師匠は昔一度当たったことがあるらしく画象と見比べて恐らく同じだと判断し投げ捨てた

何日も上から下から垂れ流しになったというが

それでもトラウマにならずチャレンジしようとするのがすごい

なんだか面白いので一旦作業着に着替えて一緒にキノコ探しに同行

師匠はあれは別名なになにでこれはなんとかシャキシャキして美味しいよ

普通にスーパーに売ってるしいつも食べてるから間違いないと

私に熱心に説明してくれた

私がキノコを拾って食べれるレベルに達することはあるのだろうか

「うちは家族が多いからさぁ

いっぱい集めないと足らないんだよ」

もしかして奥さんも子供達もこのキノコを食べて育ったんだろうか

凄すぎる

毒キノコだと言って触ったり潰してみたりしてるけどその手を洗わずに口に入っても大丈夫なんだろうか??

次々に色んなキノコの説明をしてくれる師匠

体を張ってここまで覚えたのか聞いてみると

やはり師匠も人に教わりながら覚えていったらしい

別行動中のおっちゃんはというと師匠の話は御構い無しにキノコを見つけてきては

「師匠これこれこれこれ!食べれるやつ?」

と判定をお願いして

「それはショクフテキ

一般的に食べないやつや」

とバッサリ切られていた

ついには群生を発見したのだが食べきれないので取っておくということで一旦師匠の家へ

沢にかかった丸太の橋を一人づつ渡っていったのだが

私の体重移動が悪かったのか二本あった片方を折ってしまい沢に落下してしまった

足や腕は泥だらけになったが幸いうまいこと手をつける場所があったので

少し手のひらを痛めた程度で済んだ

師匠の家に着くともう薪ストーブを焚いているようで煙がもくもくと出ていた

先日も二人でタバコ吸いながらストーブを焚いていたのだが

窓を開けてなくて一酸化炭素中毒になったらしい

帰った後もしばらく具合が悪かったと師匠

本当に中毒だけは気をつけた方がいいよと言われた

隙間だらけになったこの手作りのブリキの薪ストーブを卵形に買い替える予定らしく

買い換えた時はもしかしたらもらえることになった

とりあえずもしもらえた時は試しに野外で使ってみようと思う

煙が上に行くので焚き火するより臭くなくていいだろう

話は私の資金難についてに変わった

おっちゃんは俺だったらとりあえずテントが潰れないだけのパーゴラ的なものを激安で作ると言っていた

師匠は荷物はブルーシートで覆っておいてどっかに住み込みで入ればいいんじゃないかと提案

期間限定の住み込みリゾバは人手不足で沢山あるらしいが月12、3万くらいらしい

失業保険の14万を蹴ってまで行く意味はあまりなさそうな気がする…

農業系の仕事はもっともらえるがめっちゃくちゃきついよと言われた

やはりプレミアムテントで越冬するしかないのだろうか

しかしここの雪と寒さは1月2月がピークで3月まで続く

失業保険を最長に伸ばすとしても雪の中仕事探しに行く事になりそうだ

外に出て使えそうな木材があったら取って言っていいよと師匠

沢の奥に燃えた家の残骸が埋もれていた

場所的に確認するのも大変だがさすがに水が垂れ流しなので腐ってしまっていそうな気がする

「チェンソーとか貸せるものは貸すし使い方も教えてあげるし何ならパーゴラ作り手伝いますよ

3人で作っちゃえばすぐにできるでしょ」

とまで言ってくださった

もちろん手伝ってもらうつもりはないが知恵はお借りしますと丁寧にお断りをした

しばらく外でやり取りしていると一台の車がやってきた

おそらくおっちゃんに何度も会いにきていた電気屋だろう

と思ったら私のお願いしていた電気屋のおっちゃんだったようだ

目が悪いので全くわからなかった

すぐに駆けつけて話を聞いたが申請した方法だとダメそうでやり方を変える必要があるらしい

説明を聞いているとなぜか俺を差し置いて交渉しようとするおっちゃん

話が色んな方向に飛び途中訳が分からなくなってしまったが

おっちゃんの土地の電柱横に一旦仮設を作るプラン 2週間後 約10万 臨時電力が月4500円使い放題

空中分岐で最初から本設しちゃうプラン 2ヶ月後 約5万 従量制

この二つに絞られた

途中「何であの人半袖で耐えられるんだ」と首を傾げながら上着を取りに行く電気屋のおっちゃん

色々説明を聞いたがどちらもメリットとデメリットがあり悩む

2ヶ月間耐えらると思います?wと聞いたら

「いや死ぬと思いますね

あの人なら生きてられそうですけどw」

とおっちゃんの方を指差す電気屋のおっちゃん

しばらく悩んだが結局決まらずに一旦電気屋のおっちゃん帰宅

決まったら連絡くださいと言われてしまった

昼飯にチキラーを食いながら色々考えた

お金がかかるが電気使い放題で雪に立ち向かえる仮設プランか

あと2ヶ月布団と寝袋で耐えてなければならないが

約半分の設置費用で済む本設プランか

今までの経験上ケチると何か絶対トラブルが起きるのだが

私は結局本設プランを選択する事にした

何の為に今ここでテント拠点にしているのかをもう一度よく考えたのだ

このまま冬を越す為じゃない

テントは作業をする為の仮設であって元々は一時的に荷物を降ろす為のものだったはず

何を悩んでいたんだ

のほほんとキャンプしに来た訳じゃないんだ

お金がなかろうが作業する為にわざわざ乗り込んで来た

テントでぽちぽちやって悩んでる場合じゃない

今は少しでもお金を使わずに節約してとにかくあるものでやれるだけやってみるしかない

間に合わずに住み込みに撤退するんだったら最初から住み込めば良かったとか

撤退するとなるとテント張って荷物を降ろした意味がなくなるとか思っていたが

過去を振り返るのは全てやりきったあとだ

とさっき二人のどっちかが言っていた

早速外に出て水を汲み濾過しながら洗濯から開始

山林での洗濯は真っ白だったはずのタオルが茶色くなることがある

しばらく干しておけば蜘蛛の巣だらけだし

伐採をしていないので干してるそばから木や枯葉の汚れが降り注ぎ綺麗になってんだかなってないんだか訳が分からなくなる

湿気がすごいので1日です乾かすのも快晴でないと厳しいし

絞っている時に誤って靴下を落とせば泥だらけセスキを足そうとして手を滑らせれば泥だらけ

その度に頑張って汲んで来た水を消費する

正直うんざりする

でもここで暮らす以上しょうがない

諦めるしかない

ここに来て私は幾つのことを諦めただろうか

頭では潔癖と諦めが常に戦っている

小屋のない荷物だらけのテント生活室内で何かするというのは困難

外に置いてあるのには全てが泥だらけになり汚れて行く運命

遅くなってしまったがとにかく暗くなるまで掘り続けた

とにかくやれる時にやれるだけやるしかない

気温は10度だが動いて汗をかいたのでペットボトルシャワーで頭と顔を洗う

手ぬぐいで拭いたあと一旦湿らせてテントの中で体を拭く

私は水風呂にすら入れないんだが節約のため我慢

慣れて来たので今じゃ気持ちい位だが

この先寒すぎてこんなことはできなくなるだろう

夕食は野菜炒めと相変わらずの芯ありご飯

すぐ食べたいので少し水を多めにやっているがあまり水を使いすぎるのももったいない

濃すぎた汁が残ったのでパスタを入れておいて明日の昼か夜に食べようと思う

追伸
例のリストですが結局サイドバーの下の方にひっそりと公開する事にしました
こういう時何と書けばベストなのかわかりませんが
気が向いた方は是非覗いてみてくださいm(__)m

13件のコメント

  1. どらねこ

    寒い時期はペットボトルでシャワーを浴びなくても、水にぬらしたバンダナか手ぬぐいで体を拭くだけでも疲れがとりますよ。
    冬に山に登っていた頃は野営地でテントを設営した後、体が冷えないうちにテント内で上下ずつ服を脱ぎコッヘルに入れた水で体を拭いていました。
    なお、タオルは乾燥しにくいことがあるのでアウトドアでは手ぬぐいやバンダナをお勧めします。

  2. 通りすがり

    住み込みリゾートバイト月12万ってことはないですよw
    そんなんじゃ人集まるわけ無いし
    なお農業系はきつさはリゾートバイトとそれほど変わらないですよ
    農業バイトは朝早いけど夕方からは自由です
    でも群馬長野はもう農業バイトの時期は終わりです。この後は旅館系かスキー場系が良いでしょうね

    電気通るの12月ならそれまで2ヶ月住み込みバイトしてかせぐのがベストでしょう
    雪降ったらバイト延長して春まで稼いでから建てれば良いのでは?
    そんなにお金無いのにほぼ無意味なホースとかジャンプスターターとか買うほどの浪費家なんだから今の資金じゃ小屋建てる材料費ぜんぜん足りないですよ 
    なおステップワゴンのスタッドレス、ホイール入れて6万じゃぜんぜん利かなくてはじめの年くらいしか効果ない安物しか買えないですよ

  3. 群馬県民

    帰ったらシーフードヌードル注文しますね(´・ω・`)

  4. こんにちは。
    ホームセンターで売っている100枚600円くらいの使い捨てゴム手袋を常備してはどうでしょう?
    どんな作業しても手が汚れないので便利ですよー。

    • KeppekiCamp

      手のひらが豚皮でできた手袋して作業してますが今の所そんなに汚れないです
      それでも手洗いは1日6、7回しますが…

  5. 群馬県民

    またコメントしてすみません。
    シーフードヌードル、送りました。
    明日到着予定です。

  6. すごく掘れましたね。電気があれば電気毛布で越冬出来ますよ。たぶん,,,

    • KeppekiCamp

      もはや電気が通るまでが一番きつい説ありますね…
      12月前はもうマイナスだろうなぁ…😇

  7. 潔癖ファン

    暫くの間ですが50000円券を毎月送りますね
    頑張って冬を乗り越えてください
    応援してます

    • KeppekiCamp

      それが本当だとしたらアマゾン無双で楽勝で越冬できそうですがw

  8. 健康第一

    私は高額支援はできないし
    Keppekiさんも施しを受けるのは本意ではないだろうけど
    職に就かずにブログだけでBライフを実践していく開拓者を見てみたいです
    これから新たなモードに入ると思いますが人の生き方の1つの特異な例として
    皆に示しそして楽しませてください

    お体にだけは気をつけて
    ご無理をなさらずに…
    台風をなんとかやり過ごせますように…

    • KeppekiCamp

      ありがとうございます!

      おっちゃんが言ってました
      君は覚悟が足りないんだよって
      ここに住むことに対して言ったんだと思いますが
      私はもう一つの意味で受け取りました

      ブロガーとしての覚悟が足りないから広告収入は得ようとするくせに直接的な支援を受ける事は躊躇したんだと思います

      今も複雑な心境ではありますが応援に素直に感謝してブログと生活両方を頑張ろうと思います

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