正直者は馬鹿を見る(現地入り1)

今日は朝から飯も食わずに用意した

図面を役所へ持って行くよ

…はい

2日連続はもはや喜んだほうがいいのかもしれない

公園泊中鳥が煩かったからまさかとは思ったが…

担当の課に到着すると電話で話した方がすぐに反応してくれてスムーズに本題へ入れた

見た感じ20代半ばくらいの方で隣に補助なのか丁寧な口調のぽっちゃりおじさんがセットだった

口調がたどたどしいがテキパキと説明してくれて

ぽっちゃりおじさんが追加で丁寧に説明してくれている間に「打ち込んどきますね!」と

私が汚い字で漢字をスマホで確認しながら書き入れた申請書をその場でPCで打ち込む

どうやら他の課の確認が必要なので土地の資料が2部必要なんだとか

書き入れは教えて貰いながらなので思ったより難しいものでもなかった

伐採や整地だけだと別に申請が必要らしいが

この建築申請書は作業にあたって付随する整地や伐採も含めた許可が下りるらしい

目的は住宅なので家庭菜園やポストなど

生活に必要なものも付随される仕組みなんだとか

要は建築申請だけしておけばその家の周辺の手入れはある程度は黙認してくれるようだ

ただサイズが大きくなってしまったりウッドデッキを足したりするとまた申請が必要

この申請は住宅として記入したがあくまで目的がなんなのかを問われているだけで

この申請で宅地扱いされるようなことはないらしいので安心した

ちなみにスマホで即席で作った図面はこれ

結局ありきたりな感じの作りになってしまった

こんな適当な図面でも問題なく受け取ってもらえたのでハードルは結構低い印象

これに土地の写真に位置の印をつけたもの必要で

全部スマホで作ってセブンのネットプリント合計90円で揃えることができた

ついでに物置の申請もセットでしておいた

申請せず作るのはダメだが申請して結局作らなかったと言うのは許されるとのこと

工期も間に合わなくとも文句を言われるようなことはないんだとか

完成したらまた報告の申請が必要なのが面倒だが

まだどちらから作るか決まってない

トイレについてはできれば最終的に屋内におけるように試行錯誤したい

臭かったら物置の方に置く予定

昨日着工できるのは30日後と言っていたが

それは普通地域の話らしくスムーズに進めば

長くても3週間で許可されるらしい

やったぜ

少し早まる可能性すらあると言うのでどんどん準備を進めようと思う

それにしてももうこの図面通りにしか作れないと言うのは悲しい話だ

あそこはどうするか考えながら作るのが楽しいと言うのに

ちなみに色はやはり茶系が好ましいらしい

判断の仕方としてはぱっと見で判断するしかないらしく

全体的にその色になっていれば文句は言われないようです

興味本位でトレーラーハウスなどの移動できるものについても聞いて見たが

その場合は3年と言う制限付きの申請が必要で

定住を考えるなら逆に手間になってしまうようだ

ただちゃんとどこかに運んで車として使用する目的がある場合は車と同じ扱いになり申請は不要

あくまで国定公園法の特別地域の話であって宅地判定や固定資産税はまた別の話だ

その後水や食料を調達し買い忘れた道具などを購入

念のためガソリンも補給して

現地へ乗り込んだ

到着して車を土地の側道に停めようと乗り上げる

ボン!

側溝が深かった為か車のお尻かお腹を地面にぶつかってしまったようだ

一応見てみたが今の所傷や凹みは確認できなかった

車内に戻ると市役所から追加の確認の電話があった

しばらく話していると

斜面を登ってこちらへ向かって来る人影が見えた

よーく見ると片手に鉈を装備している

…私は一瞬冷やっとし鍵をかけた

運転席側までやって来たので

電話の話を中断し窓を少し開け話を聞くと

どうやらこの別荘地に定住している方のようだ

追い剥ぎにでも会ったのかと思った

時々遊び半分で別荘地内に侵入してくる輩がいるので物音に警戒して確認しに来たようだ

そこの土地を買って今度住むことになったものですと伝えると

「ここに住むようなクレイジーな奴が俺の他にいると思わなかったぜ」と

笑いながらものすごく驚いていた

電話を終わらせて改めて挨拶に向かった

どうやらこの方もセルフビルドで家を建てていて

この場所で2度冬を経験しているらしい

しかも窓のいっぱいついた断熱材のない家で

この土地の冬は本当に厳しくて膝下まで雪が積もるらしい

当時水平が取れないくらいの知識で建てたと言っていたが

積雪にもなんとか耐えたみたいである

この方の家はー10度になると言っていた

灯油ストーブをつけても8度までしか上がらないという

私は生き残れるのだろうか

夜は漆黒の闇になり熊がうろつくこともあるようでテント泊は危ないんじゃないかと言っていた

どうやら珍しい訪問者に歓迎してもらえたらしく

家の中まで招いていただき貴重な話たくさん聞くことができた

虫の侵入を諦めたという小屋には寝るようの小さいテントが張ってあった

川の水を沸かして作ったコーヒーを頂いた

ペットボトルを切って作ったコップ?に入れて

keppekiとしては完全にあり得ない状況だが

気の弱い私は断ることもできず

強制セルフ水質検査をする事になってしまった

全て飲み干した

今の所お腹は何ともない

タバコの煙が充満した部屋で本当にいろんな話を聞かせてもらった

伐採はしないで小屋を建てたらしいが

正直この人に出会ってなんて自分はなんて馬鹿正直だったんだと色々と後悔した

まぁ詳しくは書かない

お風呂は殆ど川でたまに街で激安風呂にはいる

私がコンポストトイレを考えている話をすると

そんな不衛生なことしなくてもトイレなんてその辺にいくらでもする所があるじゃんと言っていた

小屋ブログもある程度見ているらしいが

小屋ラーと違ってこの方はどちらかというと修行的な意味合いでこの生活をしているらしい

自然信仰と言うのだろうか

木と話ができるそうだ

結局話し込んでしまってトイレ作成はできなかった

途中上の湧き水を汲みに歩いて行ってみたが坂のせいか意外と距離があった

画像で伝わるかわからないがとんでもない霧だ

日常的に霧が発生するらしい

この霧で湿気対策はしてないのにカビが生えないというが一体どうなっているんだろうか

この夜再びコーヒーをご馳走して頂いた

タバコの煙が充満した部屋で

そう言えば昨日朝からホームセンターに杖をつきながら波板や長い木材を沢山買っていた老人の方がいた
その方もBライフの大先輩なんだろうか
私もいずれああなるのだろうか

8件のコメント

  1. 第一むらびと発見

    面白すぎる!!!!

  2. 自分はなんて馬鹿正直だったんだと色々と後悔した…

    どんなことだったんでしょう?
    気になりますねー

    • KeppekiCamp

      割と広い意味でです
      結局は買った人の土地なんだと思いました

  3. うぁ~結構キッツイのいたね。
    その人は、気に障る事象があった時点で、180度態度が変わって・・・
    みたいなのだと勝手に妄想。

    • KeppekiCamp

      おそらくこういう僻地に来ている時点で
      自分を含め一般から言う普通という存在の方がすくないんじゃないかと思います
      多分普通の感覚の人だと生きていけない場所なんだと思います

  4. 先人から貴重なアドバイスを貰えてよかったですね。

    • KeppekiCamp

      環境が環境なので実際に生活してきた人の話が聞けるのは凄く心強いです

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